50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

彼が既婚者と発覚した日【2】

それでね、外で電話してた彼が、
1時間くらいして戻って来たんだけど、
私 玄関ドアに鍵かけちゃったのね。
なんか彼の顔を見るのが嫌で。

「今日はごめんちょっと私体調良くないから帰ってもらえるかな、それかホテルに泊まってください」

ってLINEしたら、
彼得意の食い下がり。

とにかく開けてよ!
どうしたの!ねえ!
話をしようよ!
ねぇ!開けて!開けてよ!
お願い開けて!
雪子!開けてよ!!

開けちゃった。

既に奥さんから彼に電話が入っていたようで、
「何!?どういうことなの!?」
とパニクっていたらしい。
彼は「後で電話する」と言って電話を切ったまま、
翌日のお昼頃まで奥さんを放置していた。

その間、私達はというと、

私「ねぇ、俊って既婚者なの?」(冷静)
俊「……………………………。」(うつ向いて拳を握ってる)
私「本当の事言って?」
俊「……………………………。」
私「スマホ見ちゃった。」
俊「……………………………。」
私「私、怒ってないよ。」
俊「……………………………。」
私「ただ、本当の事を知りたいだけ。」
俊「……………………………。」
私「仕方無いよ。それだけモテるんだもの。放っておかないよね、誰もが。」
俊「ぁ…………………………。」
私「法律的には間違ってるけど、動物的には推奨な事案だと思うよ。」(微笑み)
俊「ぅ…………………………。」
私「私はあなたと過ごせて楽しかったし、あなたが既婚者とわかって、とても今悲しいけれど、怒りは無いよ。」
俊「うぅ………………………。」
私「むしろこの期間、楽しく過ごせた事に感謝してる。ありがとう。でも、でも、、」
「悲しい。泣」

俊「ごめんっっ!!ごめんなさいっ!!」
私「謝らなくていいよ。夢を見させてくれてありがとう。」

と言いながらグスグス泣き出した私に、
彼が覆い被さってきて、
呼吸が出来ないほど強く抱き締めてきた。
胸に顔が埋まって、本当に呼吸が出来ない。
アガアガともがいて胸から顔を出したけど、
それでもギューーっと抱き締めてくる。

俊「本当にごめん。ねぇ、別れないで。お願い。離れないで。雪子、お願い!」
私「離れたくないけど、でも…」
俊「雪子が好き!お願い!雪子しかいないんだ!」
私「…………………………。」
俊「結婚は確かにしてる。でももう形だけなんだよ。雪子が一番好きなんだよ。どっちか選べって言われたら、雪子を選ぶよ俺は!」
私「私も俊好きよ。」
俊「愛してる雪子!」

こんなやりとり、
世の奧さん方は冷笑するでしょう。
または腹わたが煮えくりかえるでしょうか。

そこで不倫脳がイカれてるのは。
ここでまたセックスおっ始めちゃうわけですよ。
いつも激しいけど、更に激しいセックス。
肉欲に溺れるってこういうことなのね。