修羅場を迎えた【別れを告げる】
私「奥さんに暴露しちゃった!てへっ♪」
俊「あぁ、今めっちゃ電話来てるよ。」
私「もうやだ。不倫なんてやだ。その上二股なんて苦しい。つらい。もう限界。耐えられない。」
俊「ごめんね…」
私「私、壊れちゃった。せめて二股はやめてってあれだけお願いしたのに。最後の復讐です。会社にもばらすから。」
俊「そんなに追い詰めて。ごめんね。
でもね、俺だって頑張ってたんだよ、
雪子を寂しくさせないために。
雪子を一人にはしないって決めて、俺なりに頑張ってたんだよ。
でも雪子、つらかったんだね、本当にごめんね。俺はバカだ。」
私号泣。
「色々頑張った。ポリアモリーの考え方を実践してみたり、俊、私色々頑張ったよ。でももう無理。他の女性たちと愛する人を共有するなんて、私には無理。3分の1の愛なんて嫌!それなら要らない!」
俊「今、事故の処理とか大変だけど、それより何よりも雪子を失う事が何倍も何倍もつらいよ。ここまで雪子を追い詰めて。俺はバカだ。」
それから二時間くらい話をした。
とにかく私は、もう別れるね、
でも、奇麗事では終わらせないから。
私はまた一人に戻って、ひたすら孤独に耐えるだけで、俊は帰る家もあって奥さんもいて、
更に二股女もいて。仕事も順調。
何事も無かったように過ごしてくなんて。
そんな虫の良い話なんて無いから。
俊を傷付けてやるから。
と伝えて電話を切った。