50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

自己肯定感の低い女と不倫

子供の望めない50女、
結婚したいなんて思うわけないよね。

セフレにすらなれないでしょ普通は。
愛人、セフレがやっとだよね。

2番目で不服言うなって感じかな。

って考えだから、
まともな恋愛に尻込みしてしまう。
こんな自分が愛されるわけがない、
幸せになんてなれる資格が無いと思ってしまう。

元々、私はとっても自己肯定感が低い。
自己評価も低い。

「私はハイスペだ!」
「私すごい!」「モテる!」

と声高に誇示するのは、
酷いコンプレックスの裏返し。
解ってるのよ。自分で。
今日もまた吠えてんねーwって。

それは、育った家庭環境も大きいと思う。

私の家はとても厳しくて
兄は優秀だった。
私も中々の成績をおさめていて、
何をやっても難なく上手にこなすため、
幼少の頃から周囲に期待されていた。

本当は弱音を吐いたり、わがままを言ったり
グズってみたり、大声で泣いたり、甘えたり、抱き締めてもらったり、したかった。

でも「手の掛からない良い子」は
それが出来なかった。
してみようと試みた事もあったけど、
母にはことごとく拒否された。

相談したい事があっても母は
「そういうの、わからないから。」

「雪は強いから大丈夫。」

その言葉に傷付き続けてきた。

父には愛されていた。
母と父の仲は険悪で、父が私を可愛がることを母はとても怒って嫌がっていた。

15歳の誕生日以降はおめでとうの言葉すら掛けてもらった事は無い。

普通の家では、家に帰ると「おかえり」って言うでしょ?
母はいつも私にだけ「いらっしゃい」って
笑顔で言っていて、複雑な気持ちだった。

認めてもらうには、
子供の頃は成績や表彰、
大人になってからは、お金しかなかった。

大学受験に落ちた時、
「今までお前に投資したお金が無駄になった。」と言われて、
「脱落者」の烙印を押され
もう迷惑はかけられないと、家を出た。

水商売を始めてから、
家に月10万円の仕送りを続けていた。
それでも裏では「男を騙した汚い金なんか!」
と言われていると知って、仕送りをやめた。

毎年何かプレゼントしていた母の誕生日に、
おめでとうを言うこともやめた。

お葬式では泣かなかった。

自己肯定感が低い原因はそれだけでは無いと思うけれど、

とにかく本当は毎日、
自分の無価値感に苛まれてる。

そんな話を人にしたことは無い。
いつも明るく楽しい会話をしていないと、
金遣い良く、困ってる人に知恵を貸したり
人を元気付ける立場でないと、
自分の価値は無い、人はよってこない。
と思うから。

それを俊は早くから見抜いてた。
さすがトップ営業マン。

元気付けようとしてくれる一方で、
洗脳して、自分から離れられないようにするにはちょうど良い女だって事も
本能的に見抜いてたのかな。