50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

不倫でペアリング

クリスマスに、おそろいのアクセサリーを
プレゼントし合おうってことで、

私「何がイイかな?ネックレス、ブレスレット、」
俊「ネックレス?ブレスレット?リングとか?」

ペアリングはちょっとマズイかなって、
欲しいけれど言うのをためらってた。
多分俊はそれを見透かしてるんだと思う。

私「リング。ペアリング欲しい。」
俊「イイよ。」

深く考えない楽天的な性格だから、
罪悪感も薄い。

俊「ただ、中々着けて歩けないけどね」
私「私は中指に着けるから、いつも着けてるよ」
俊「中指?」
私「うん。薬指はさすがに図々しくない?」
俊「まあ……。」
ちょっと不服そう。

最近私が俊への猜疑心にまみれて歪んでいるのか、
「薬指に安物のペアリングを着けて舞い上がってる愚かな女」を、俊は眺めて愉しみたいのかな、
なんて思ってしまう。
一緒に見に行こうって話してたけど、
なんだか面倒くさくなってきた。

色々と億劫に感じるようになってきたのは、
別れられる気持ちの変化、
前兆としては、良い傾向と思います。

おまけに、
私「俊は、結婚指輪着けないの?」

ちょっと意地悪を言ってみる。

俊「1回も着けてないよ。どっかにあるんじゃない?」

嘘つき。