50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

大阪➡️神奈川 「今から会いに行くよ!」

先日、私の経営するスナックで、
ちょっとしたトラブルがあった。

泥酔客と揉めたんだけど、
私に入れ込んでるお客さんが、
最近ストーカーみたくなってきていて、
誰に相談するでもなく、
実はひそかに困っていた。
その日は店内でそのお客さんに
「殺すぞ!」「犯すぞ!」などと恫喝され、
さすがに参っていた。

その事を俊に愚痴っていて
ちょっと泣いてしまった。
普段気の強い私は
人前で泣くなんて事はほとんど無い。

心配した俊が、
「あと四時間くらい、待ってられる?」
「待つって?何を待つの?」
「今から雪子に会いに行く!」
「えっ?!今からって俊今どこ?」
「大阪だよ。でも雪子が心配だから。会いに行く!」
時刻は夜の23時。
大阪➡️神奈川まで、今から車で来ると言う。
俊「っても朝早いんだけどね、とにかく行くよ。」
私「本当に!?嬉しい。来て!」
俊「すぐ出るよ。待っててね!」
私「やっぱり俊は王子様だね」
俊「任せて!」

まるで10代の頃の恋愛みたいな。

三時間半で、俊が到着した。
「雪子、これ」
手にはリンゴを2つ持っていた。
部屋を飛び出る時に無造作に掴んだのだろう。

部屋に入ると、
俊は私を抱き締めてくれた。
私「頼れるのは俊しかいないから。嬉しい。」
俊「雪子が心配だよ。」
少し話をして、二人でベッドに入った。

その日の俊は、やけに興奮していた。
精力絶倫な彼は、
抜かずの5発など当たり前なんだけど、
とにかくいつもよりも攻撃的で、興奮していた。

他の男の存在に嫉妬とか優越感とか、
独占欲とかが交差して、
私を独占している!と証明したくてたまらなくなったのかも知れない。
「雪子は俺のもの!俺だけのもの!」
「ダメ!雪子離れちゃダメ!」
と何度か言っていた。

セックスの最中に、よく俊は
「雪子は誰が好きなの?」と聞いてくる。
「俊が好き。」

「どのくらい好き?」とも、よく聞いてくる。
「世界一好き」

これはもうお決まりの合言葉みたくなってる。
一晩で20回くらいしたかな。
ろくに睡眠も取らず、
アラームで目覚めて飛び起き、
早朝に俊は部屋を出た。

そんな時、移動する車の中でも食べられるように、
私はおにぎりやサンドイッチを作って
俊に持たせてあげる。
奥さんも二股の彼女も、
料理はほとんどしないのと、
あまり得意ではないようなので、
ここは私の腕の見せ所。

これを食べたら、コンビニのお弁当なんて食べられなくなるくらい美味しいと自信がある。
10分以内で手際良く作り、
ほかほかのお弁当を俊に手渡す。

男の人って、こういうの本当に喜ぶのね。
学校へ行く時に母親に見せるような
小さな男の子みたいな笑顔で受け取る。

話は戻るけど 俊は、
その泥酔客と私の間に
何かあったのかと思ったのかも知れない。
翌日からも、「あの客は来てない?」
「店は終わった?外出は控えてね。」
などと心配していた。

もしかしたら、って
ちょっと気付いたんだけど、
俊が不倫の上に二股をするのは、
彼の性癖かなって思った。
「あの人も好き、この人も好きってしてたら、
いつのまにかこうなっちゃった」
ではなくて、あえての不倫二股。

気分の転換を必要としているのかも。
それはまた分析していこうと思います。

それと、週末にまた俊が遊びにくるので
俊の持ってきてくれたリンゴで
アップルパイを作ろうと思います。