50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

不倫恋愛の離脱症状がつらい

麻薬患者と同じ。
今、離脱症状に悩まされてる。
俊から離脱4日目を乗り越えられるか。
あともう少しで5日だから頑張らなきゃ。
今までの我慢が無駄になる。

連絡したい。
声が聞きたい。
会いたい。
また優しく抱き締めて欲しい。

ダメダメ!我慢!
もうすぐ離脱5日になれるんだから。

それでも、楽しかった思い出ばかりが蘇ってくる。俊もそうなのかな。
私の事を毎日思い出してるかな。

俊の方が執着が強い人と思うから
今頃打ちひしがれてるでしょうけど、
彼には、
悲しみや苦しさに耐えられなくなった時、
いざとなったら駆け込み、
抱擁してくれる親も兄弟も嫁もある。

私には猫しかいない。
猫が唯一の家族。
頼る人もいない。

「雪子は、僕がいなくても」
「雪子は一人でもやっていける」

この言葉がショックだった。
嫁は、
「僕が居なければ生きていけない」
「一人では何も出来ない」

そういう女が強いの。やっぱり。
幼少期から、私は一般的にとても良い子で、
物事の理解も良く、親の言うことも聞いて、
成績も良く、何でもそつなくこなしてきた。
手の掛からない優等生だった。

私とは真逆に、何も出来ず落ちこぼれな姉を
母はとても可愛がって、
「真由子(姉)は一人じゃ何も出来ない子だから」
と嬉しそうに言っていた。

私は「雪子は強いから。」
と目の敵にされていた。
可愛げが無かったのだと思う。

また、浮気三昧で父の愛を受けられなかった母は、父から愛されていた私へ嫉妬していたのだとも思う。

時には泣いたり、甘えたりしてみたかったけれど、そんなしおらしい雰囲気を醸し出すと母は、遮るように「雪子は大丈夫!」と言って
それも出来なかった。

そんなこんなで、
15歳の誕生日以降は、
親兄弟の前で涙を見せた事が無い。
親に誕生日を祝ってもらうこともなかった。
「おめでとう」の言葉だけでも良かったのになぁ。

それから私は、強い女を全面に出して生きていくことにした。それはそれで結構モテた。

強い女が好きな人となら、
私もそのコンプレックスに苦しむことなく、
自分を発揮していけるんだよね。

俊は男性優位を好むので、
女性軽視してる面はあると思う。
女性を見下している。
嫁のことも見下している。
でも、優位に立てるから気持ち良いのでしょうね。

「雪子は強いのはわかるけど、でもデリケートな面があるのも知ってる。」

「雪子のことは解ってるつもりだよ。」

どこまで解ってたのかな。
結局、私の一番嫌なコンプレックス、悲しい、
母と同じ事を言った。
「雪子は強いから一人でやっていける。」

そして「離婚したからといって雪子との結婚は無いよ」

もうこの二言で、
決定的に私の俊への気持ちは崩壊したじゃない。今なぜ寂しいの?連絡したいの?
ただの生活ルーティンの変化による
喪失感なだけ。
執着なだけ。

俊にだって、私への愛なんて無かったのよ。
あったら、あんなに苦しんでた二股を半年近く我慢させたり、
不倫なんていう不安定でこれからも苦しむと判っている立場に置いておこうなんて思わないはず。

自分さえ良ければ良い人なのよ。
嫁への罪悪感があると言ったって、
不倫継続しちゃって、
うつ病になってる奥を放置して

「社会的立場は嫁が上だとしても、嫁より愛を受けてる事では、雪子の方が上だと思ってればいいよ!」

なんて平気で言えちゃう人なのよ。
だから、1億円の横領はたらけちゃう人なのよ。その反省も全く無い人なのよ。

ダメ、連絡はしない。
2回も奥にバラされて、
今回はわりと絶体絶命なんじゃないかな。
なんて取り繕うんだろう。
奥は再三にわたる夫の裏切りで、
発狂するか、廃人みたいに無気力になってしまうんじゃないかな。

このまま時間が過ぎるのをひたすら待とう。
他の男性に目を向けてみよう。