50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

暴露に至るまでの出来事【奥との絆】

奥さんに不倫を暴露する前に、
こんなストーリーがありました。
もう、別れなければいけないんだ、
と思える決定的な出来事だった。

不倫二股について、もう俊はそういう性癖なのだ、と考えないようにしていたけれど、

苦しくなって友人に「彼と別れたいけど別れられない。中々別れてくれない。」相談した。

すると友人は、
「そんな最低男は別れた方がいい。
でも、最後に暴れてやろう。まりこはまた1人に戻って孤独に耐えるだけで、男は奥に戻れる、二股に戻れる、仕事も安泰。何事も無かったように過ごしていく、なんて虫の良い事にはさせない。全て壊してやる。」
と言った。

ある日、私と俊が一緒の時に、
友達が彼の奥さんに
「あなたの旦那さん、今不倫してますよ。相手の電話番号はこちらです。場所はこちらです。半年前に一度発覚した不倫、あの、まりこさんです。水面下で続いていました。乗り込んでみたらいかがでしょう?」
と言って、私の電話番号とスナックの場所を伝えた。
俊には内緒。

その時、彼は私の経営するスナックで、
私と一緒にカラオケをして楽しく能天気に過ごしていた。
何度か携帯を覗いていた彼の表情が一変、
「大変な事になった!」
と言って外に出ていった。

奥さんから私に電話は無く、
乗り込みも無かった。
その日は私は心の中でほくそ笑みながら、
怯える彼を眺めていた。

彼経由で聞いた話によると、
奥「まだ続いてたの?」と。

俊「いや、それは何かの間違いだよ。イタズラだよ。」

奥「あの、まりこが?」

俊「他に心当たり無いな。」

奥「あの女とは別れたんでしょ?」

俊「別れたよ。ただのイタズラだよ。」

奥さんは、「旦那が、前に遊んで別れた不倫女とその友人から、嫌がらせを受けている」
として、警察に相談に行った。

翌日、友達に警察から電話が入り、
「もう別れたんでしょ?嫌がらせならやめようね~」
と言われたそうで、友人は、
「いえ?二人はまだ続いてますよ?いまだに騙され続けている奥さんが気の毒で、私の友達もつらそうだから、この際奥さんに教えてあげたんです。」
「えっ、そうなの?でもさ、奥さん怖がってるから、そういう電話とか、もうやめた方がいいよ。夫婦で話し合うように言っておくからさ。」

私達を加害者にして、夫婦二人で被害者になろうとしていた。

多分、俊は私の事をストーカーだのボロクソ言ったんだと思う。
奥も奥で、私がやってないことまで、
「こんな酷い嫌がらせをされてる!」
と警察で嘘をついている。

俊の浮気がクロと知りつつ、
この際、警察沙汰にして私を懲らしめようという魂胆か。

俊が、「本当に申し訳ないんだけど、雪子と別れない為には、何としても雪子達からのイタズラ電話って事にしたいんだよ。」

私「嫌だ。前にもそうやって奥さんに謝罪させたよね。もう嫌。」
「それにさぁ、奥、警察で嘘ついてるんだけど。私やってないことまで。」

俊「そんな事、嫁はしないよ。出来ない性格だよ。」

いや、やってますよ。
中々やってますよ。
俊は完全に奥を信じてる。
私の言うことを信じてもらえない。
そこにまた腹が立った。

俊「ここでばらされたら、最悪なんだよ。今は嫁を取り繕うしかないんだよ。」

私「嘘。そんなの全部嘘!奥と別れたくないだけ!確かに友人が電話したけど、嫌がらせまではしてない。奥が大袈裟に嘘ついてるの!」

俊「それは無いよ。」

私「本当なのに。信じてもらえないんだ。奥の言うことは信じるんだ。。」

脱力。何言っても信じてもらえないんだ。
嫁は絶対なんだ。。
もうダメだと思った。
嫁との強い絆を目の当たりにしてしまった。
もう無理。別れなきゃ。
何しても、この夫婦は別れない。

これが、別れを決意した出来事でした。