50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

ポリアモリーに学ぶ考え方で彼の心を掴む

さて。不倫の上に二股発覚の俊。
キレましたとも。
罵詈雑言浴びせました。
本気で別れを切り出しました。

しかし、途中でそんなことはピッタリやめました。
ナゼかというと、無駄だからです。
相手を責め立て、なじり、正論を振りかざして
こうすべき!ああすべき!
と追い詰めることは、
全く相手の心には響かないんです。
逆に、どんどん離れていってしまいます。

現在はというと、
俊は、

「全てを整理して、雪子を選ぶ。」
「覚悟を決めた。」
「雪子と一緒になる。雪子だけは手放さない。
絶対に離さない。」

と宣言してくれました。

彼の全てが欲しい私が、
どういう作戦に出たかというと、
皆さんも騙されたと思って実践してみてください。

彼の心を掴むことに導いてくれたそれは、
「ポリアモリー」の考え方です。

これが中々難しいけれど、
わりと理解できなくもない哲学的な考え方なんです。

一般的な感覚をどうしても拭い切れないなら、
いっそ、思ってる事の逆の言動をしてみてください。

「二股!?ふざけないでよ!!別れて!!」
「奥さんと私、どっちを取るの!?」
ではなく、
「俊が心を傾けた女性なら、きっと素敵な人なんでしょうね」って彼を肯定するんです。

「彼女も心細いでしょうから、そばにいてあげて。私はどこにも行かないで俊を待ってるわ」
って頬笑むんです。

「これだけ魅力的なあなただもの。どうしても取り合いっこになっちゃうわね」ってケラケラ笑うんです。

「本当は、あなたを独占したくてたまらないけど、寂しいし、悲しいけれど、でもね、それ以上に、あなたはあなたらしくいて欲しいの。私の所有物じゃないから。世界一愛してるから。一般世間ではどう言われようと、あなたなりの理屈と筋があるって事をわかってるわ。」

ってもう、全面的に肯定して、
彼に(無理してでも)理解を示します。

するとどうでしょう。
彼自ら、反省し出すんですよ。
「いや、俺は間違っている。」
「雪子を悲しませたくない。」
って、正面からこちらを向いてくれるんです。
とても素直に話し合ってくれます。
無理をしてでも、涙を浮かべながらでも。
その痛々しさにも心を打たれるのか
もし、気持ちがこっちには無くなっている状態だとしても、多分、少しでも振り向いてもらえると思います。

自分は間違っているかもしれない、
ダメなやつかもしれない、
クズかもしれない、
そんな彼の思いを丸ごと包み込んで認めて、
「そんなあなたもあなたで良いんだよ」
と肯定してあげてみてください。

モテて女慣れしていて、
しょっちゅう修羅場を経験している彼は、
拍子抜けして、
「こ、この女はそこらの女たちと何か違うぞ」
と振り向いてくれると思います。