50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

別れても、まだ繋がってる

「俊、助けてー」

そんなラインを入れると、
翌日には家電に非通知で電話をくれる。

まだ嫁の監視と拘束は激しいらしいけど、
だんだん余裕が出てきてる。

あとひと月もしたら、
また会うようになると思う。

俊「どうしたの?」
私「なんとなく声聞きたくなったの」
俊「おとといからずっと電話かけてたんだよ?」
私「あ、出掛けてた」

あとはとりとめの無い雑談をして、
俊の近況を聞くことも無く、
会いたいと泣きつくことも無く、
普通に友達みたいに
「じゃあね」って電話を切った。

声を聞いただけでも、少し満たされた。
やっぱり好きなのかな。
ただ執着してるだけなのかな。

俊は、「もう会わないし、連絡も一切取らない」
って固く契約書を書かされて

「連絡取ることも、もう出来ないんだ」
「本当にまずいんだ」

って言いながら、
こうして何度も連絡をくれる。

「俺は折れることの無い強い気持ちでいたのに。雪子が見事に折ってくれたんだ。」

「言っちゃえば、命懸けだったのに。」

「一度は俺を信じてくれそうになった時もあったけど。でもその資格がそもそも俺には無かったんだよね。」

俊に会いに行ってみようかな。
奥に3度目暴露して別れたけれど、
嫌われてはない。

嫌われてたらラインしても無視するでしょうし。
翌日に「心配だから掛けちゃったけど。。本当は契約違反で本当に本当にまずいんだけど。。」
って言いながら、
こっそり連絡くれる。

俊は 私が暴露したことを
「しょうがないよ。我慢出来なかったんだから。」

って言ってた。
会いに行ったらどんな顔するかな。
会いたいな。
行ってみようかな。