50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

3度目の水面下デート翌日

早朝、俊がホテルに来た。

私は1時間前から起きて、

綺麗に身支度を整えて

俊の為にコーヒーを用意してた。

 

二人でホテルの朝食をとって、

部屋に戻ってから、

チェックアウトまでまだ時間があるので

俊は書類を持ってきて仕事を始めた。

 

ほんとはその時間も

俊にまとわり付いてイチャイチャしたかったけど、なんとなくベッドに横になって

仕事をする俊を眺めながらウトウトしてた。

 

チェックアウト後、

「今日は水族館に行こう」

と言ってたからちょっと楽しみにしてたのに、

場所を調べてないって事がわかったから

失望して、でも笑顔で

「今日は早めに帰るわ」

って帰ってきた。

 

駐車場があいてないって

ずっと車でグルグルしてたら

なんか嫌になっちゃった。

 

忙しいのはわかるけど、

俊はいつもそう。

「今度のデートは何が食べたい?」

お好み焼き食べたいな」

「わかった。それじゃ調べておくよ」

って言って、調べてなくて

結局当日ずっとウロウロ歩いて

「もう、その辺の何でもいいよ」

って私は落胆して、

結局ラーメンとかそんなの。

 

本当はもっとゆっくり

雰囲気の良いレストランなどで

時間を掛けて食事と会話を楽しみたいけど

俊にはそれがあまり無い感じ。

 

合理的っていうか

パパッとお腹を満たして

とっととホテル戻ってセックスしたい!

って見て取れる。

 

以前居酒屋に入った時は

俊が全然喋らないから

会話を振るのに疲れたなぁ。

 

でもそれから約1年、

最近の俊はよく喋る。

 

今一人だけで仕事を切り盛りして

孤独なんだろうな。

 

てわけで駅まで送ってもらい、

早々にサヨナラして

あまり浮かない気持ちで

帰路についた。