50歳独身女と32歳既婚男の不倫日記

既婚者と知らずにお店のお客さんとお付き合い。既婚者と発覚してからも別れられず現在に至ります。

修羅場を迎えた【嫁へ更なる追撃】

私「奥さん、ごめんなさいね、半年前に私があなたに『イタズラ電話でした』って謝罪したあれ、出来レースでした。皆で口裏合わせて、貴女を騙しました。私は、しゅんたんに言われるがままに謝罪させられました。あれからもずっと、私達は繋がっていたんです。私は、しゅんたんが独身だと言って騙されていたんです。」

返信ナシ。

私「良くないって判っていながら、それでもズルズルと別れられませんでした。しゅんたんは、『嫁に愛情は全く無い。流れで結婚して、すぐに後悔した。単身赴任になって、嫌で嫌で仕方無かった嫁との生活から逃れる事が出来た。雪子を愛している。生まれて初めて、心から愛せる人に出会った。俺は一生を掛けて雪子を支え、守り続ける。』と言ってくれました。」

返信ナシ。

私「しゅんたんとレスだそうですね。私と居るとき、しゅんたんは激しく私を求めてくれます。一晩で20回も私の中に射精してくれます。幸せです。しゅんたんが、女としての悦びを教えてくれました。心から愛しています。慰謝料も覚悟しています。」

返信ナシ

私「子供が居なくて単身赴任に着いてこないなら、実家に入り浸って遊んでないで、少しは働きに出て家計を支えるとか、フルタイムで働いたり、正社員になるとか、しゅんたんをサポートするための努力くらい、多少なりしたらいかがですか?それでも妻ですか?妻の自覚あるんですか?」

返信ナシ

私「妻という座の法律にあぐらをかいて、図々しくしゅんたんを酷使して、少しでも何かあれば親兄妹巻き込んでしゅんたんを責め立てるだけなんて、しゅんたんが可哀相すぎです。」

返信ナシ

私「私はあなたより、しゅんたんを幸せにすることが出来ます。しゅんたんを愛してます。心から愛しています。私には親兄妹も無く、小さなスナックを経営して日々を繋ぎ、細々と生活しているだけです。誰一人、私を待つ人間は居ません。私にはしゅんたんしかいません。しゅんたんが必要なんです。しゅんたんが唯一の心の支えなんです。」

返信ナシ

私「私がリスクを覚悟でこうしてあなたに訴えかけているのに、一言でも返信くらいしたらどうなんですか?会社にも暴露します。しゅんたんを失うであろう今、私にはもう怖いものはありません。どうぞ、好きなようにしてください。」

マウントと共に、思いの丈をぶちまけた。

暴露に至るまでの出来事【諦めと煽り】

過去の不倫女から嫌がらせを受けてる、
被害者として警察に相談した奥。
有ること無いこと言いまくり。
私がやってないことまで、

「毎日50回も無言電話がある。」

嘘だ、私はやってない。
それを信じる俊。

俊「ごめんな、雪子をそこまで追い詰めたんだよな、俺が悪いんだ。雪子は悪くない。本当にごめんな。」

おい。だからやってねぇっつんだよ!!!

「でも雪子、お願いだよ。離したくないんだよ。一番愛してるのは雪子なんだよ。嫁には本当に、愛情は無いんだよ。ただの同士なんだよ。そこを切れない俺もバカなんだけど、情だけはまだあって、見捨てる事が出来ないんだよ。」

もうダメだ。俊と別れるには、
別れ話なんかせず、
黙ってフェイドアウトするしかないんだ。

友人はというと、
この女性かなり暴れん坊で、
言ってしまえば
「色んな意味でヤバい人」なのです。
喧嘩大好き。トラブル大好き。
色んな所で騒ぎをおこして、
その管轄では警察でも有名人。
何度も告訴されてる人で。
世間では、関わりを持たないよう避けられてる人。

その女性となぜ、友人関係にあるかというと、
それはまた後に記事にしたいと思います。

話は戻りますが、
奥にはまだ「不倫は終わった。」と嘘をつき、なおかつ私とも交際を続けようとする俊。
明日、また俊が家にくる予定だから、
それを最後に 終わりにしよう。
別れ話をせず、普通に別れて、
そのまま音信不通にしよう。

すると友人。
「いや、ここまで馬鹿にされて遊ばれたんだから。その男の全てを破壊しないと。徹底的に潰してやろうよ!」
「だって、悔しくないの!?プライド無いの!?」

感情を逆立てられ、煽られた。
「そっか、うん。悔しい。悲しい。
それもそっか、壊して、嫌われて、もう2度と復縁できないようにしようか」

ここから、暴露攻撃が始まります。

暴露に至るまでの出来事【奥との絆】

奥さんに不倫を暴露する前に、
こんなストーリーがありました。
もう、別れなければいけないんだ、
と思える決定的な出来事だった。

不倫二股について、もう俊はそういう性癖なのだ、と考えないようにしていたけれど、

苦しくなって友人に「彼と別れたいけど別れられない。中々別れてくれない。」相談した。

すると友人は、
「そんな最低男は別れた方がいい。
でも、最後に暴れてやろう。まりこはまた1人に戻って孤独に耐えるだけで、男は奥に戻れる、二股に戻れる、仕事も安泰。何事も無かったように過ごしていく、なんて虫の良い事にはさせない。全て壊してやる。」
と言った。

ある日、私と俊が一緒の時に、
友達が彼の奥さんに
「あなたの旦那さん、今不倫してますよ。相手の電話番号はこちらです。場所はこちらです。半年前に一度発覚した不倫、あの、まりこさんです。水面下で続いていました。乗り込んでみたらいかがでしょう?」
と言って、私の電話番号とスナックの場所を伝えた。
俊には内緒。

その時、彼は私の経営するスナックで、
私と一緒にカラオケをして楽しく能天気に過ごしていた。
何度か携帯を覗いていた彼の表情が一変、
「大変な事になった!」
と言って外に出ていった。

奥さんから私に電話は無く、
乗り込みも無かった。
その日は私は心の中でほくそ笑みながら、
怯える彼を眺めていた。

彼経由で聞いた話によると、
奥「まだ続いてたの?」と。

俊「いや、それは何かの間違いだよ。イタズラだよ。」

奥「あの、まりこが?」

俊「他に心当たり無いな。」

奥「あの女とは別れたんでしょ?」

俊「別れたよ。ただのイタズラだよ。」

奥さんは、「旦那が、前に遊んで別れた不倫女とその友人から、嫌がらせを受けている」
として、警察に相談に行った。

翌日、友達に警察から電話が入り、
「もう別れたんでしょ?嫌がらせならやめようね~」
と言われたそうで、友人は、
「いえ?二人はまだ続いてますよ?いまだに騙され続けている奥さんが気の毒で、私の友達もつらそうだから、この際奥さんに教えてあげたんです。」
「えっ、そうなの?でもさ、奥さん怖がってるから、そういう電話とか、もうやめた方がいいよ。夫婦で話し合うように言っておくからさ。」

私達を加害者にして、夫婦二人で被害者になろうとしていた。

多分、俊は私の事をストーカーだのボロクソ言ったんだと思う。
奥も奥で、私がやってないことまで、
「こんな酷い嫌がらせをされてる!」
と警察で嘘をついている。

俊の浮気がクロと知りつつ、
この際、警察沙汰にして私を懲らしめようという魂胆か。

俊が、「本当に申し訳ないんだけど、雪子と別れない為には、何としても雪子達からのイタズラ電話って事にしたいんだよ。」

私「嫌だ。前にもそうやって奥さんに謝罪させたよね。もう嫌。」
「それにさぁ、奥、警察で嘘ついてるんだけど。私やってないことまで。」

俊「そんな事、嫁はしないよ。出来ない性格だよ。」

いや、やってますよ。
中々やってますよ。
俊は完全に奥を信じてる。
私の言うことを信じてもらえない。
そこにまた腹が立った。

俊「ここでばらされたら、最悪なんだよ。今は嫁を取り繕うしかないんだよ。」

私「嘘。そんなの全部嘘!奥と別れたくないだけ!確かに友人が電話したけど、嫌がらせまではしてない。奥が大袈裟に嘘ついてるの!」

俊「それは無いよ。」

私「本当なのに。信じてもらえないんだ。奥の言うことは信じるんだ。。」

脱力。何言っても信じてもらえないんだ。
嫁は絶対なんだ。。
もうダメだと思った。
嫁との強い絆を目の当たりにしてしまった。
もう無理。別れなきゃ。
何しても、この夫婦は別れない。

これが、別れを決意した出来事でした。

修羅場を迎えた【別れを告げる】

私「奥さんに暴露しちゃった!てへっ♪」

俊「あぁ、今めっちゃ電話来てるよ。」

私「もうやだ。不倫なんてやだ。その上二股なんて苦しい。つらい。もう限界。耐えられない。」

俊「ごめんね…」

私「私、壊れちゃった。せめて二股はやめてってあれだけお願いしたのに。最後の復讐です。会社にもばらすから。」

俊「そんなに追い詰めて。ごめんね。
でもね、俺だって頑張ってたんだよ、
雪子を寂しくさせないために。
雪子を一人にはしないって決めて、俺なりに頑張ってたんだよ。
でも雪子、つらかったんだね、本当にごめんね。俺はバカだ。」

私号泣。
「色々頑張った。ポリアモリーの考え方を実践してみたり、俊、私色々頑張ったよ。でももう無理。他の女性たちと愛する人を共有するなんて、私には無理。3分の1の愛なんて嫌!それなら要らない!」

俊「今、事故の処理とか大変だけど、それより何よりも雪子を失う事が何倍も何倍もつらいよ。ここまで雪子を追い詰めて。俺はバカだ。」

それから二時間くらい話をした。
とにかく私は、もう別れるね、
でも、奇麗事では終わらせないから。
私はまた一人に戻って、ひたすら孤独に耐えるだけで、俊は帰る家もあって奥さんもいて、
更に二股女もいて。仕事も順調。
何事も無かったように過ごしてくなんて。
そんな虫の良い話なんて無いから。
俊を傷付けてやるから。
と伝えて電話を切った。

修羅場を迎えた【まず嫁を攻撃】

「事故った!」

深夜2時。
「あ、そ。(ほんとかよ)」

「緊急事態だから、奥さんに連絡するね~」

俊の携帯から、
奥さんの電話番号はゲットしてあった。

「奥さん、雪子です。
以前お話しました。
今、しゅんたん(わざとバカップルな呼び名)が事故に会って大変です。」

「突然すみません。緊急事態なので。
実は、あれからまだ、しゅんたんと別れていませんでした。ごめんなさい。」

「半年前にお話した時、あれは全て出来レースでした。皆で口裏を合わせて、奥さんを騙しました。私は、しゅんたんに言われるがまま、奥さんに謝罪させられました。」

「しゅんたんは嘘つきです。
しかも、私の他に静岡にも二股の女がいます。
私は、独身だと騙されて、発覚後もズルズルここまで付き合ってきました。」

「ごめんなさい。慰謝料も覚悟してます。」

ここから、奥さんを攻撃します。

「でも、どうしても中々別れられませんでした。しゅんたんは女にだらしなくて噂ばかりついて最低です。でも、私は心からしゅんたんを愛してます。」

「奥さんには少しだけ情はあるけど、
雪子を愛してる。と言ってくれただけで幸せでした。女の悦びを、しゅんたんにおしえてもらいました。」

「奥さんとはレスだそうですが、
私と居るときしゅんたんは、激しく私を求めて、一晩に20回も膣内射精してくれます。幸せです。しゅんたんの愛を心と体で感じながら、この一年間、しゅんたんに尽くしてきました。」

「でも、もう限界かもしれません。
私は退きます。奥さんがいるからです。」

「奥さんは、しゅんたんに何が出来るんですか?私は、全てにおいて、あなたよりしゅんたんを幸せにする自信があります。
しゅんたんを愛してます。
妻の座にあぐらをかいて、法律を盾に威張り散らしてる奥さんに、しゅんたんは疲れきってます。」

「奥さんは実家依存で、
しゅんたんのお給料だけは貰って、フラフラ遊んでばかりなんて。実家に入り浸りなんて。子供いないなら、せめてフルタイムで働いて家計を支えるとか、正社員になる努力をするとか、したらいかがなんですか。しゅんたんを奴隷ATMにするのはやめてください。」

「私には、しゅんたんしかいません。
しゅんたんが唯一の心の支えなんです。
しゅんたんを愛してます。
奥さんは、しゅんたんの足かせ、
お荷物でしかないんです。
結婚生活が地獄だと言うしゅんたんを
解放してあげてください。」

ポチ。送信。うは。

慰謝料の心配?
この時は、破れかぶれ、捨て身になってるので。そんなこと考えません。
どうなってもいい。

修羅場を迎えた【暴露後、別れを決意】

既婚者と発覚したのが交際4ヶ月目。
更に二股発覚が交際8ヶ月目。

「雪子を一番、本当に心から愛してる」
と言うなら、
せめて二股と別れてくれと言っても、
中々別れてくれない。
私の不安と不満も募っていく。
それでも、無理矢理別れさせたら
彼に後々未練が残るだけだろうと、
二股発覚から3ヶ月以内にはケリをつける、
と期限を決めてもらった。
その間は出来るだけ責めずに、
笑顔を心掛けていた。

1月末。二股と別れてない。

私「俊、二股とまだ別れてないよね」

俊「あともう少しなんだ。」

私「そう言い続けて3ヶ月。もうダメ耐えられない。他の女性と愛する人を共有するなんて、耐えられない。」

俊「必ず切る。でもタイミングがあるんだよ。もう少しなんだよ。」

私「もう嫌!大嫌い!さようなら!」

電話を切って2分後。
俊からLINEが入った。

俊「雪子、やばい事故った」

私「ふーん(ベタな嘘つきやがって!)」

私、(あ!そうだっっ!)ニヤリ。

俊の奥さんへ初めて、
ショートメールを送ることにした。
つまり、暴露。

もう終わりにするために、
最後に全て暴露してやる!

私はまた独りに帰ってひたすら孤独と寂しさに耐えるだけなのに、
俊は待ってる奥さんもいて、
二股女もいる。
そんなの許せない!
目茶苦茶にしてやる!

不倫のお正月

新年は7日に家に来る予定だった俊。
2日にも時間をとって来てくれた。

不倫中の男は、
何が何でも理由を付けて、
時間を割いて愛人に会いに行くって、
本当なんだ笑。って思った。

遅い時間に来るから、
「食事は軽めに用意する?」と聞くと、
「うん。軽めにおせちが食べたい」と言う。

軽めにおせち?
量を減らしても手間は変わらないんですけど。
料理しない人はそういうことを
簡単に言うから厄介だよね。

一対一の恋愛なら、ここで
「軽めにっていってもなぁ、
じゃ、買ってきたおせちで良いよね?」
とか「おせちなんてさほど美味しくないから、
やめてお鍋にしようよ」
って言ってるところだけど。

常に比較されてるということを忘れない。
「おせち、俊、食べてないの?」
「食べたけど、雪子のおせちも食べてみたい。」

俊は、実家の母親のおせち、
奥さん、二股、私
4人それぞれ4様のおせちを食すわけです。
ここは腕の見せ所、勝負ですよ。

予想するに、
母親は別格なので置いておき、

実家依存の奥さんは、
主婦としても女としても
全てが平均以下の低スペックな為、
料理も平均以上はとても期待出来ず。
市販の安いものを購入か、
実家から分けてもらって並べるだけでしょう。

二股は、メンヘラなので料理は壊滅的。
頭の中がパニック状態で、
要領良く順序や想像力を働かせ、
テキパキ進めなければならない料理は、
難しいのです。
普段通り、コンビニ弁当とカップラーメンではあまりにもなので、スーパーで買ってきたお惣菜のおせちを、ガサツに並べるだけか、
下手するとパッケージのまま、
ドン!と出すかも知れない。

私は、田作り、栗きんとん、昆布巻き、
圧力鍋などを使って短時間で全て手作りして、
料亭並の豪華で上品な盛り付けをしました。
「わー!すごい!美味しそう!」
俊、感動してた。
塩分と体脂肪を気にしているから、
砂糖を極力使わず、
減塩した手作りおせちです。
我ながら、「こんな愛人居たら嫌だなぁー…」
と思うくらいの出来映え。

まぁお店やってますからね、
お客様からも高評価を得て25年も生業として
やってきているお料理で、
私に勝てる訳が無いわよ。

最近認知症気味で辟易している母親のこともあって、「嫁はな~んにもしないし、出来ない。」
って言ってた俊。
「雪子だったらなぁ。お正月もこんな豪華で美味しいおせちを、家族に振る舞ってくれるんだろうなぁ。自慢の嫁だよなぁ。」
なんてボヤいてた。

奥さん、私のSNSチェックしてるから、
マウントが楽しい。
SNSの画像をよく見ると、
俊のスマホとかバッグなんかが、
わざと隅っこに写してあるんだけどね。

他にも、浮気癖のある俊は、
女の部屋やラブホにもよく行くはず。
そこで、他の女と私の違いをアピールするチャンスがいっぱい。

まず、脱いだ靴はきちんと揃えて
可愛い脱臭剤をポンと入れておく。

俊が脱ぎ散らかした服はたたんで、
コートはハンガーにかけておく。

起きたら布団はキレイに直して
タオルなどもきちんとたたんでバスケットに戻す。
浴衣も、きものの畳み方でたたむ。
(きものを正確にたためない人は多い)

翌朝早く出る時には、
美味しいお弁当やおにぎり、
サンドイッチなどを手早く作って、
小さなメッセージカードとともに手渡す。

別れ際に、お茶や栄養補給ドリンクなどを渡して労う。

もう、嫉妬してる場合じゃなくて。
切磋琢磨して楽しむしか無い。