修羅場を迎えた【まず嫁を攻撃】
「事故った!」
深夜2時。
「あ、そ。(ほんとかよ)」
「緊急事態だから、奥さんに連絡するね~」
俊の携帯から、
奥さんの電話番号はゲットしてあった。
「奥さん、雪子です。
以前お話しました。
今、しゅんたん(わざとバカップルな呼び名)が事故に会って大変です。」
「突然すみません。緊急事態なので。
実は、あれからまだ、しゅんたんと別れていませんでした。ごめんなさい。」
「半年前にお話した時、あれは全て出来レースでした。皆で口裏を合わせて、奥さんを騙しました。私は、しゅんたんに言われるがまま、奥さんに謝罪させられました。」
「しゅんたんは嘘つきです。
しかも、私の他に静岡にも二股の女がいます。
私は、独身だと騙されて、発覚後もズルズルここまで付き合ってきました。」
「ごめんなさい。慰謝料も覚悟してます。」
ここから、奥さんを攻撃します。
「でも、どうしても中々別れられませんでした。しゅんたんは女にだらしなくて噂ばかりついて最低です。でも、私は心からしゅんたんを愛してます。」
「奥さんには少しだけ情はあるけど、
雪子を愛してる。と言ってくれただけで幸せでした。女の悦びを、しゅんたんにおしえてもらいました。」
「奥さんとはレスだそうですが、
私と居るときしゅんたんは、激しく私を求めて、一晩に20回も膣内射精してくれます。幸せです。しゅんたんの愛を心と体で感じながら、この一年間、しゅんたんに尽くしてきました。」
「でも、もう限界かもしれません。
私は退きます。奥さんがいるからです。」
「奥さんは、しゅんたんに何が出来るんですか?私は、全てにおいて、あなたよりしゅんたんを幸せにする自信があります。
しゅんたんを愛してます。
妻の座にあぐらをかいて、法律を盾に威張り散らしてる奥さんに、しゅんたんは疲れきってます。」
「奥さんは実家依存で、
しゅんたんのお給料だけは貰って、フラフラ遊んでばかりなんて。実家に入り浸りなんて。子供いないなら、せめてフルタイムで働いて家計を支えるとか、正社員になる努力をするとか、したらいかがなんですか。しゅんたんを奴隷ATMにするのはやめてください。」
「私には、しゅんたんしかいません。
しゅんたんが唯一の心の支えなんです。
しゅんたんを愛してます。
奥さんは、しゅんたんの足かせ、
お荷物でしかないんです。
結婚生活が地獄だと言うしゅんたんを
解放してあげてください。」
ポチ。送信。うは。
慰謝料の心配?
この時は、破れかぶれ、捨て身になってるので。そんなこと考えません。
どうなってもいい。